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定員に達したため、申し込みを締め切りました。

JIFFA NO. 106/27
平成28年2月17日

会員各位

一般社団法人 国際フレイトフォワーダーズ協会
法務委員会 委員長 津 田 勝 也

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

海上運送を規定する法制は、明治32年(1899年)に制定された商法、及び昭和32年に制定され平成4年に最終改正された国際海上物品運送法となっています。商法の規定の内、会員が取扱う運送手段は、片仮名文語体による規律にとなっており、また複合運送や航空運送の規定はありません。

平成13年(2001年)の司法制度改革審議会意見書にて「基本的な法令は、可能な限りわかりやすく、一般的にも参照が容易で、予測可能性が高く、内外の社会・経済情勢に則した適切なものとすべきである」と求められ、明治時代に制定された民法や商法の現代化への取り組みが始まっています。商法については、平成23年には研究者による諸外国の法制の調査が行われ、平成24年から平成25年にかけて開催された運送法制研究会に、JIFFA法務委員会から委員と業務部長を派遣して、利用運送事業者とフォワーダーの実務に即した意見を述べました。
続いて、平成26年から平成28年に法務大臣の諮問第99号「商法制定以来の社会・経済情勢の変化への対応、荷主、運送人その他の運送関係者間の合理的な利害の調整、海商法制に関する世界的な動向への対応等の観点から、商法等のうち運送・海商関係を中心とした規定の見直しを行う必要があると思われるので、その要綱を示されたい」を調査審議するために設置された法制審議会商法(運送・海商関係)部会に、運送法制研究会同様に委員及び業務部長を出席させ、会員の視点から見た見直しに向けた具体的な検討案を提出し、平成27年3月の「商法(運送・海商関係)等の改正に関する中間試案」の作成を経て、この度、平成28年1月の「商法(運送・海商関係)等の改正に関する要綱案」の作成に寄与いたしました。
同年2月12日には、本要綱案が法制審議会商法(運送・海商関係)総会に諮られ全会一致で承認の後、同日法務大臣へ答申されております。

ついては、商法改正に関する対応は、平成25年以降の総会にて、毎年報告を行っておりましたが、この度「商法(運送・海商関係)等の改正に関する要綱」が定まったことを受け、説明会を東京にて開催することになりましたので、下記のとおりご案内申し上げます。尚、同様の説明会を平成28年度に大阪、福岡、名古屋にて開催する予定です。

また、参加にあたりましては、いくつかの注意事項がございますので、ご一読、ご了承の上、参加申し込みを頂きますように宜しくお願い申し上げます。

敬具

セミナー名

「商法改正の説明会」

開催日時

平成28年3月11日(金) 午後2時〜午後4時30分

説明内容 1.商法改正の必要性
  ・見直しに至った背景、経緯の説明
2.商法改正の要綱
  ・会員の業務に関連する改正の内容を中心とした解説
3.質疑応答
説明者 岡部・山口法律事務所 弁護士 山口 修司
(法制審議会商法(運送・海商関係)部会委員として参加、JIFFA顧問弁護士)
法務委員会副委員長 坂東 昭二
(日本海法会商法(運送法・海商法)改正小委員会委員として参加)
JIFFA特任委員 浅田 敏夫
(法制審議会、運送法制研究会、海法会改正小委員会、JIFFA事務局として参加)
開催場所 JIFFA 会議室案内図参照
〒104-0033  東京都中央区新川1-16-14 アクロス新川ビル・アネックス4階
募集人数 JIFFA会員90名(先着順に、定員になり次第締め切らせて頂きます)
参加費 無料
申込方法

下記の注意事項をご承諾の上、当ページ下のお申込ボタンよりお申込み下さい。

申込期限 平成28年2月29日(月)午後3時まで
申込みについての注意事項

①原則として先着順と致します。先着順に定員になり次第締め切ります。

②同一会社から複数回のお申し込みがある場合は最初の申し込みを優先致します。また参加者申込書の順番を優先します。
③申込み後のキャンセルは出来ません。但し、参加者の変更は、申込み締め切り日(2月29日)前迄であればメールにてのみ受付けします。連絡は、gene@jiffa.or.jp 宛てに願います。電話による変更、並びに当日の受付での変更はお断わりします。
④昨年開催した研修会に無断欠席された会員の申し込みは、優先順位が下がります。
⑤セミナー当日の受付は、午後1時半から開始し、午後1時55分に終了します。
⑥受付終了後の入室はできません。途中の休憩はありません。講演中の入退室は、他の受講者に迷惑となるためにお断わりさせて頂きます。
⑦会場内では、携帯電話・iPhone・タブレット端末の電源を切ることとします。(マナーモードも他の受講者に迷惑となるため不可)
⑧会場内、ビル内は禁煙です。
⑨会場内での飲食は、ペットボトル、及び缶入り飲料のみ可能です。但し、ペットボトルや缶は持ち帰るものとします。また自動販売機は館内にはありません。 

 

以上



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