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メキシコは6月1日から「メキシコ貿易デジタル窓口」(単一窓口、Ventanilla Unica:VU)を通じたペーパーレス通関を始動したが、5月末まで3週間にわたり実施してきたテストではメキシコの各税関によって受け入れ体制が整っているところもある一方で、人員や機器不足のとこもあるなど対応が異なり、通関手続きに遅れが生じる可能性も指摘されている。
この新通関手続き制度は通関時に輸出入申告書に添付する書類をすべてPDF形式にして税関の電子システムに事前送信、インボイスなど商品を証明する書類も輸出入申告前に電子データとして送信が義務付けられるもの。

新方式で輸出入業務をおこなう者は必ず国税庁(SAT)が管理するVUに利用登録しなければならないことになっている。

電子手続きの義務化は当初今年2月から予定されていたが、その後2度にわたり延期、6月1日から実施に移された。


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