研修

JIFFAの最新ニュースをお届けします。

JIFFA NO. 46/26
平成26年8月18日

一般社団法人 国際フレイトフォワーダーズ協会
法務委員会 委員長 岡部博記

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 
当協会(JIFFA)法務委員会では、運送書類研修会を9月18日(木)大阪で開催することになりました。本研修では、密接に関係ある二つのテーマを取り上げます。

テーマ1は、「JIFFA 運送書類(2013年版)解説書発刊に伴う研修」
テーマ2は、「いわゆる元地回収B/L(SurrenderedBillof Lading)の問題点とWaybillの活用についての研修」

上記のテーマを、今回選定した背景は、以下のとおりです。
2014年1月1日付けで発効したJIFFA国際複合一貫輸送約款(2013)及びJIFFA WAYBILL約款(2013)、並びにこれらの約款を摂取するJIFFA国際複合運送証券(英文略称 JIFFA MT B/L)及びJIFFA WAYBILLの解説書として「JIFFA運送書類(2013年改訂版)解説書」を本年4月に発刊いたしました。

本解説書のエッセンスを分かりやすく説明して欲しいという、会員多数の強い要請に応 えて、「JIFFA運送書類(2013年改訂版)解説書の発刊に伴う研修」をテーマ1としてとりあげます。また、今回の運送書類改訂では、JIFFA WAYBILL約款(2013)を全記載 (ロングフォーム)方式に変更したことにより元地回収 B/L の代案として、JIFFA WAYBILLが、格段に使いやすくなったこと、及び多くの関西地区の会員から要望が寄せ られていたことから、「いわゆる元地回収B/L(Surrendered Bill of Lading)の問題点とWAYBILLの活用についての研修」を、テーマ2として併せて通しで開催します。

テーマごとの研修内容は、以下のとおりです。

テーマ1:
「JIFFA 運送書類(2013年改訂版)解説書の発刊に伴う研修」は二部構成とし、第一 部ではJIFFA運送書類の構成や重要な約款をはじめ、特に日常の業務にて必要な事項に ついて分かりやすく解説します。第二部では運送人と荷主の権利と義務という切り口で、 運送人の責任について具体的な事例に基づき、いくつかのケーススタディーを約款と関連 づけて学びます。
講師と構成は、以下の通りです。講師は、本解説書の執筆に携わったJIFFA法務委員会委員です。
 ●第一部:JIFFA 運送書類の構成、及び重要な約款について
    講師:株式会社トランスコンテナ 営業本部 部長
               竹田雅哉氏(JIFFA 法務委員)
 ●第二部:運送人と荷主の権利と義務
    講師:株式会社損害保険ジャパン 海上保険金サービス室 リーダー
               篠原夏雄氏(JIFFA 法務委員)

テーマ2:
「いわゆる元地回収B/L(Surrendered Bill of Lading)の問題点とWAYBILLの活用に ついての研修」は、三部構成とし、船荷証券を巡る諸問題の中で、条約や法律による規定 がないが故に、運用上で最も注意を要しリスクが伴う、いわゆる元地回収B/L(Surrendered Bill of Lading)の問題点の認識を目的として、第一部では実務面の解説 を行います。第二部では、我が国の裁判所の判断を示しながら解説を行い、続いて第三部 では、WAYBILLの活用に向けた解説を行います。
講師と構成は、以下の通りです。講師は海事業務に精通するJIFFA法務委員会委員長とJIFFA 法務委員です。
 ●第一部:いわゆる元地回収B/Lに関する実務面の解説
    講師:山九株式会社3PL事業部 参与
               伊東仁一氏(JIFFA 法務委員)
 ●第二部:いわゆる元地回収B/Lに関与した判例と解説
    講師:岡部・山口法律事務所 弁護士
               岡部博記氏(JIFFA法務委員長 兼 JIFFA顧問弁護士)
 ●第三部:WAYBILL の活用に向けて
    講師:山九株式会社 3PL事業部 参与
               伊東仁一氏(JIFFA 法務委員)

本研修会を通じ、会員が運送人(NVOCC)として、正しい知識に基づいて日常業務の対応を行えるようにすることを目的とします。具体的には、運送書類に接する社員をはじめ、運送書類を発行する責任者が、運送書類や約款を身近に感じ、運送人が常日頃から心がけておくべき重要な事項を中心に、いざというときに実務に役に立つ知識・実践力を身につけるきっかけとなることを目的としています。
JIFFA運送書類を発行している会員はもとより、自社作成の運送書類を使っている会員にも有意義な研修会です。会員が遭遇しがちな事故事例も盛り込まれていますので、多数の方の受講をお待ちいたしております。


敬具



講座名

「JIFFA運送書類研修会」(大阪開催)

開催日時

平成26年9月18日(木曜日)午後1時より午後5時

※ 時間割・テーマ・講師については、別添カリキュラムを参照下さい。
開催場所 AP大阪梅田茶屋町案内図参照
大阪市北区茶屋町1-27 ABC-MART梅田ビル8F
Tel. 06-6374-1109
募集人数 JIFFA会員限定50名(先着順に、定員になり次第締め切らせて頂きます。)
受講料

JIFFA会員 6,480円(消費税込。レジメを含む)

※レジメを配布します。
「JIFFA運送書類(2013年改訂版)解説書の発刊に伴う研修」では、 JIFFA運送書類(2013年改訂版)解説書がなくとも、分かりやすく 解説します。但し、専門的に研修されたい場合は、5月に会員各社の ご担当宛てに送付した同解説書を持参され、関連する条項・条文を 参照することで、よりいっそう理解が深まります。

申込方法 下記の注意事項をご了解の上、当ページ(お申し込みボタン)から、平成26年9月8日(月曜日)
午後5時迄にお申し込みください。
申し込み締め切り後、受講受理通知と受講料請求書をお送りいたします。
注意事項

①同一の会社から多数の申し込みのある場合は調整させて頂きます。

②申込締切後の9月8日午後5時以降のキャンセルは出来ませんが、受講者の変更は、9月12日正午迄受け付けます。連絡はメールにて、gene@jiffa.or.jp 宛てに願います。電話による連絡、並びに当日の受付での受講者変更はお受けしておりません。(スムーズな受付業務に協力願います)

③研修会当日の受付は、開講の20分前から開始し、開講の5分前に終了します。両研修会は通しで開催しますので、テーマ別に部分的に受講することはできません。

④講義中の入退室は、途中の休憩時間を除き、他の受講者に迷惑となりますのでできません。

⑤会場内では、携帯電話・iPhone・タブレット端末の電源を切るものとします。(マナーモードも他の受講者に迷惑となるため、電源を切るものとします)

⑥会場内、ビル内、及びビルの周辺は禁煙です。

⑦会場内での食事(スナック類を含む)はできません。飲料水は持ち込みできますが、ペットボトルや缶は持ち帰るものとします。

 

以上


定員に達したため、申し込みを締め切りました。



Copyright© 2000- Japan International Freight Forwarders Association Inc. All Rights Reserved.